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コードバンクリームで磨き込み

みなさん、こんにちは。
阪急メンズ東京紳士靴売場の成田です。

異動により11月1日からこちらでの勤務です。
ご挨拶ができなかったお客様が多くいらっしゃることが心残りです。
場所は変わりましたが、これからも何卒よろしくお願い致します。

異動後、一発目はこれ!!
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元はこんな感じ
20181112_02.jpg

写っているのは手です。
シワでわかりにくいですけどね。

全体はこんな感じ 磨き前
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↓↓
磨き後
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使ったのは
“ブートブラック コードバンクリーム”全6色 ¥1,200ー(税抜き)
(以下:BBコードバンクリーム)
20181112_05.jpg


「コードバン持ってないよ」と思った方でも挑戦してみて下さい。

磨いたのはバスのローファーです。素材はガラスレザー。

BBコードバンクリームはコードバンでないと使えないというわけではありません。
種類はBBシュークリームと同じ“乳化性”。
革の栄養は油脂。この油脂が含まれていますから、コードバンでなくても保革できます。

使い方も乳化性クリームと同じです。
クリーニング後に、クリームを少量、革に塗布します。馬毛ブラシ(革に毛羽立ちが無ければ豚毛ブラシでも可)でブラッシングし、クリームを革に馴染ませます。
そして、ここからは裏技。
ハイシャインの要領で、少量の水を使って磨き込みます(水が多いと失敗するので注意が必要)。
磨き込みに使うのは

“磨きクロス二枚入”(以下:クロス) ¥500―(税抜き)
20181112_06.jpg


“BBコードバンクリーム”は通常の“BBクリーム”に比べ油脂量が多いです。
なので、スムースレザーに使うと光沢は控えめ(革によっては油が多すぎるのかもしれません)。

しかし、コードバンやガラスレザーでは使い方次第で「缶入りポリッシュ」にも勝るとも劣らずの光沢がでます。

最後に、写真を見てお気付きの方もいらっしゃいますね。

あんなに光らせても、履きジワのヒビ割れは起きません!!
鏡面磨き程のポリッシュの厚みをのせる必要がありません。
強めの光沢が好きな方には面白い磨き方だと思いますよ。

ぜひ試してみて下さい!!


来年創業100周年を迎えるコロンブス
次の時代の幕開けにもお付き合い下さいm(__)m
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新発売ブラシ!!!2

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。

まずは続報が発売後になってしまいまして、誠に申し訳ございません。

この辺の小回りが効くように改善していきますので、今後ともよろしくお願い致します。

でも、しっかりと発売できました。
間に合わないんじゃないかとドキドキしてしまいました。

お店に届いてからは、またジングルベ~ル♪ジングルベ~ル♪
楽しいドキドキに戻りましたよ。
サンプルも届いたので実際の使用感もお伝えできます。


サイズは片手に収まりますが、厚みがあるブラシです。持ち手の素材には檜を使用。あえてオイルのみの仕上げにして、木目の美しさが際立つ仕様にしています。ニスで塗装していないので、持った時に滑りにくいという特長もあります。

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筆を作る時、毛束は大きく1つにまとめます。
その技法で、今までの靴ブラシにはない植え方をしています。
植え込んでる毛束は4つ。
従来の靴ブラシは少ない毛束をたくさん並べる植え方でした。新作のフィニッシングブラシは毛束を大きく、毛量を増やし、贅沢な植え方に。

10122.jpg


触った時の心地よさと言ったら、「別格」の一言!!
サンプルをお店で色々な人に触ってもらいましたが、「おぉぉ」のような、靴ブラシを触る時には想像できない声を聞くことができました(笑)
これが産毛を使った毛束の優しさと破壊力♪
混合している馬毛も尾毛を贅沢に使っています。

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made in japan の素晴らしさが見事に表現されているブラシです。
これ“Pitti Uomo”に持って行ったら間違いなく注目されますよ!!

使用感の違いを確かめる為に、従来のヤギ毛ブラシと比べてみました。

使い心地は「なめらか~」気持ち良いです♪
なんとも言えない心地よい感触。

そして感触だけでなく、ブラッシング後の仕上がりも明らかに違うんです。
この艶っぽさ。
いやー、惚れ惚れしてしまいます。

使い方によってはもっと可能性を秘めているのではないでしょうか。
使い込んでの使用感は随時ブログにアップしますね。

靴磨きをさらに楽しくさせてくれる1品です♪

ワクワクさせてくれます!!


“ブートブラック フィニッシングブラシ”
価格 ¥12,000-(税抜)


この衝撃をぜひ体感していただきたいです。

店頭にサンプルを準備しておりますので実際に触っていただけます。
わたくし成田へお声掛け下さい。


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ハイシャイン編⑥ ~完成まで~

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。


前回は土台作りまででした。
どうでしょう?光ってきましたか?

今回で土台の完成からフィニッシュです。

では、更なる輝きへ
スタート♪

革にポリッシュをのせて、
布で取って磨くをある程度繰り返すと

水がけっこう布に染みてます。
私はここで新しい場所に巻き替えます。

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そして、ポリッシュウォーターを布に1~2滴染み込ませて、ちょっと力を入れて磨き込みます。

指の圧編のアメダスがちょっと出るぐらいです。
ロウの層を平らにならしながら押し込んで固めます。

私は道路工事に例えて説明しています。
表面のアスファルトの下にある層を「ドドド」って固める機械ありますよね。
あのイメージです。違う点は、指は常に接して滑らせながらですね。
毛穴を埋めて少し盛れているぐらいのポリッシュを、ちょっと力をいれて、より平坦にならします。

私の実演を見たことがある方はイメージしやすいと思いますが、

ここで一気に輝きが増します。
6-2.jpg
↓↓

6-3.jpg
はい。わかりませんね。画像・・・。
ぜひお店でお待ちしております。

ここは水よりも、ポリッシュウォーターのほうが私には相性が良いです。
アルコールが入っているので余分な水分が残りにくい。
けっこう光りましたが最終仕上げへいきましょう!!

布はそのままで少量のポリッシュをとります。
少量しか取っていませんがまだ多いので、別の布で余分なポリッシュを拭き取ります。
それぐらい少しでいいです。
そして表面を優しくならす。指の圧は序盤と同じぐらい。

量が多いと曇ります。仕上げは量が多いと土台が動くので少量で。
落とす編の「同成分同士は混ざり合う」です。混ぜて表面だけをならす感じ。
まだ厚みを持たせたいなら、固めましたが、また土台のやり方で盛って下さい。

ここまでくるとかなり感覚の作業です。
先程までではないですが、また少し輝きが増します。

道路も土台により細かいアスファルトで平らにしますね。
そうすることでデコボコが少なくなります。

土台が完成しているので気持ちいい滑りです。
ここからの水の役割は滑りをだすから

曇りを取るに変更です。
表面に残りにくいのでポリッシュウォーターもいいです。

もう一度同じ行程をして・・・

フィニッシュです!!!!
回数は調整して下さい。

最後の曇り取りは、水とワックスの量の配合で決まる気が・・・。
説明しようがないです・・・。感覚です。
ご自身の感覚を見つけて下さい。

光りましたか?

長い長いハイシャインの説明でした。

「自分はこうするよ。」
「へぇ、それも面白いね。」なんて会話も楽しいですよね♪

完成の写真。全体は間違って消えちゃいました。。
画質低くてすみません。

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↓↓

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6-9.jpg

基本的な考えは毛穴を埋める。ポリッシュを平らに盛るです。
盛って厚みを持たせるとキレイですが、ぶつけると目立つ。
取るのも大変です。

落とし方を覚えた皆さんには、やり直しは怖くないですね。
人によってやり方は違うし説明も違いますが、光れば成功です。
1つの例として使って下さい。

自分の分量に出会えると土台も輝も上手にできると思います。
良い分量でも指の動きで平らにするのもお忘れなく。

多くのせたり、少しで回数のせたり。
押し込むタイミングの違い。
指の動かし方や、靴の持ち方。
ポリッシュの状態で水を増やしたり減らしたり。
布の湿り具合とか。
仕上げの力加減とか。
無意識にやっていることもあるかもしれません。

結局、人によってやり方が違うんですよね。
その一言。
私の過去の自分に伝えるハイシャインは終了です。

皆さんご自身のやり方も見つかると良いですね!!
光った靴をお店で見せて下さい。
お待ちしております!!!


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ハイシャイン編⑤ ~土台作り~

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。

前回まででハイシャインをなんとなくは掴めたでしょうか。

人によってやり方が違うので1つの例として参考にして下さいね。

今回からは私の店頭での説明風に更に詳しく紹介します。
謎深き指の動かし方も。


では、スタート♪

用意するのはポリッシュ、布(巻き方編の磨きクロス)、水
と、ブートブラック ポリッシュウォーター(無くてもできます)。
まずは布がぶれないように巻いて。

①革に曇るぐらいポリッシュをのせます。
ポリッシュでしっかり曇らせる。

ここからは水を使います。
前回やりましたね。

②ポリッシュを塗布した革に水を乗せて、布にとったポリッシュを滑らせる。
一滴で足りなければ足します。
磨き始めは滑らないので優しく。
水を転がす感じです。

曇らせた部分全てに、布をコントロールして水をまとわせるように優しく。

指の動きは「円を描く様に」
と表現されている事が多いですが、私は“指の軌跡で小さいチェーンを繋げる感じ”とお伝えしています。

動かしやすいようにやればいいんですが、満遍なく触るって意外と難しい。
小さいチェーンを繋げると目で見てわかりやすいですね。

そして小さいチェーンを繋いだら大きく動かして曇りを消す。
この繰り返しです。
ここでのイメージは黒板消し。
黒板のチョークは黒板消しでそれなりに消えますが、もっとキレイにするには大きい動きでキレイにしますよね。


ここまでが上手くいくと・・・
少し光った方もいますよね?

ここでまた1つ。
「いつまでこの動作を繰り返すのか」です。
無駄に水を足して擦ってる場合があります。

布を見て下さい、
布のポリッシュの色が薄くなったか確認。
ハイシャイン編⑤ ~土台作り~


薄くなっていれば、次にまたポリッシュをのせましょう。
ハイシャイン編⑤ ~土台作り~


私はここまでが土台作りの基礎です。
革の状態によっては①~②の工程を繰り返します。

ここまで来ると見る方によっては満足な光り具合だと言われます。
ですが、まだ土台作り。

土台の完成と光らせる作業はまた次回です。

最後に重複しますが

水は滑らせる為に使うイメージ。
ですが!!
水が多すぎると、ポリッシュの塗膜を剥がして革に染み込んでしまい失敗します!!
ご注意下さい。
そして左右交互にやって下さいね。


来年創業100周年を迎えるコロンブス
次の時代の幕開けにもお付き合い下さいm(__)m

ハイシャイン編④ ~“力加減”と“水の使い方”~

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。

前回の“ポリッシュをしっかりのせる”
できました?

これができると光った!!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでも謎多きハイシャイン。
過去3回をものにして、やっと試合に集中できる状態が整ったのではないでしょうか。

では、第4回スタート♪

今回は
“力加減”と“水の使い方”です。
これからは感覚的な話になるので、あくまでも「私の場合」です。
参考になれば幸いです。

ポリッシュで光らす為には、革の表面の毛穴を埋めなければなりません。
これは共通です。
人によってやり方が違うのが力加減と水の使い方。

ある人は
「水を一滴~」 「あまり力をいれずにやさしく~」

でも、別の人に聞くと
「毛穴を埋めるために力を入れます!!」

どれが正解なのっ??

人によって違う!!
結局はこの一言なんですが・・・

私自身は指圧は弱め。水は多め。

まずは、力加減の説明から。

指の圧を例えるのって難しいんですが、色々考えた結果これがgood!

①序盤は優しく。 

②中盤はコロンブスの売れ筋商品「アメダス420mL」のスプレーボタン押しても噴射されないぐらい。または、ほんのちょっとでるくらい。

③終盤も優しく。

どれくらいって言われると毎回困っていたので、スプレーボタンを押す力加減の例えは、自分としてはグッドアイデア!!
これなら簡単に試せるし。
これで解決♪

店頭にはアメダスのサンプルを用意してますので、実際に触っていただけます。

家で早速押してみた方

ありがとうございます!!
これからもアメダスを宜しくお願いしますm(__)m


次は水の使い方。

水は基本的には布に染み込ませるのではなく、ポリッシュを塗布した革の上に一滴置いて、転がすイメージ。

ハイシャイン編④ ~“力加減”と“水の使い方”~


革は濡れた状態で擦られるのに弱いので、まだロウの膜ができてないうちは水の量に気を付けて下さい。

私の感覚では、水の役割は滑りを出すためです。
ポリッシュを塗布して布でひたすら擦っても、ひっかかりが生じて上手く指が動かないですよね。

一滴で足りなければ、水を足す。

一層目だけは最初の水の後にちょっと滑りますが、すぐに粘りがでてきます。
ただ、そこですぐには水を足しません。

革は濡れた状態で擦られるのに弱いので、まだロウの膜ができていないうちにそのまま擦ると表面が荒れます。
乗せたポリッシュがポロポロとれることも。

その粘りの後にまた少し滑りがでます。
その滑りの後に水が足りなくなったら足します。

ここが一番難しいんじゃないでしょうか。
ポリッシュを取る量や、力加減、ポリッシュの状態で水の量が変化します。


今回はこのへんで終わりです。

次回へ続く。


来年創業100周年を迎えるコロンブス。
次の時代の幕開けにもお付き合い下さいm(__)m

プロフィール

靴クリームのコロンブス シューシャイニスト

Author:靴クリームのコロンブス シューシャイニスト
株式会社コロンブスのシューシャイニストブログです。
ただ単に靴をみがくだけでなく、素材やデザインによって仕上げを変え、新たな靴の魅力を引き出すコロンブス発進の靴磨き集団です。 シューシャイニストたちが、日頃の活動やお手入れのちょっとした裏技などを随時ご紹介します。

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