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ハイシャイン編⑤ ~土台作り~

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。

前回まででハイシャインをなんとなくは掴めたでしょうか。

人によってやり方が違うので1つの例として参考にして下さいね。

今回からは私の店頭での説明風に更に詳しく紹介します。
謎深き指の動かし方も。


では、スタート♪

用意するのはポリッシュ、布(巻き方編の磨きクロス)、水
と、ブートブラック ポリッシュウォーター(無くてもできます)。
まずは布がぶれないように巻いて。

①革に曇るぐらいポリッシュをのせます。
ポリッシュでしっかり曇らせる。

ここからは水を使います。
前回やりましたね。

②ポリッシュを塗布した革に水を乗せて、布にとったポリッシュを滑らせる。
一滴で足りなければ足します。
磨き始めは滑らないので優しく。
水を転がす感じです。

曇らせた部分全てに、布をコントロールして水をまとわせるように優しく。

指の動きは「円を描く様に」
と表現されている事が多いですが、私は“指の軌跡で小さいチェーンを繋げる感じ”とお伝えしています。

動かしやすいようにやればいいんですが、満遍なく触るって意外と難しい。
小さいチェーンを繋げると目で見てわかりやすいですね。

そして小さいチェーンを繋いだら大きく動かして曇りを消す。
この繰り返しです。
ここでのイメージは黒板消し。
黒板のチョークは黒板消しでそれなりに消えますが、もっとキレイにするには大きい動きでキレイにしますよね。


ここまでが上手くいくと・・・
少し光った方もいますよね?

ここでまた1つ。
「いつまでこの動作を繰り返すのか」です。
無駄に水を足して擦ってる場合があります。

布を見て下さい、
布のポリッシュの色が薄くなったか確認。
ハイシャイン編⑤ ~土台作り~


薄くなっていれば、次にまたポリッシュをのせましょう。
ハイシャイン編⑤ ~土台作り~


私はここまでが土台作りの基礎です。
革の状態によっては①~②の工程を繰り返します。

ここまで来ると見る方によっては満足な光り具合だと言われます。
ですが、まだ土台作り。

土台の完成と光らせる作業はまた次回です。

最後に重複しますが

水は滑らせる為に使うイメージ。
ですが!!
水が多すぎると、ポリッシュの塗膜を剥がして革に染み込んでしまい失敗します!!
ご注意下さい。
そして左右交互にやって下さいね。


来年創業100周年を迎えるコロンブス
次の時代の幕開けにもお付き合い下さいm(__)m
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ハイシャイン編④ ~“力加減”と“水の使い方”~

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。

前回の“ポリッシュをしっかりのせる”
できました?

これができると光った!!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでも謎多きハイシャイン。
過去3回をものにして、やっと試合に集中できる状態が整ったのではないでしょうか。

では、第4回スタート♪

今回は
“力加減”と“水の使い方”です。
これからは感覚的な話になるので、あくまでも「私の場合」です。
参考になれば幸いです。

ポリッシュで光らす為には、革の表面の毛穴を埋めなければなりません。
これは共通です。
人によってやり方が違うのが力加減と水の使い方。

ある人は
「水を一滴~」 「あまり力をいれずにやさしく~」

でも、別の人に聞くと
「毛穴を埋めるために力を入れます!!」

どれが正解なのっ??

人によって違う!!
結局はこの一言なんですが・・・

私自身は指圧は弱め。水は多め。

まずは、力加減の説明から。

指の圧を例えるのって難しいんですが、色々考えた結果これがgood!

①序盤は優しく。 

②中盤はコロンブスの売れ筋商品「アメダス420mL」のスプレーボタン押しても噴射されないぐらい。または、ほんのちょっとでるくらい。

③終盤も優しく。

どれくらいって言われると毎回困っていたので、スプレーボタンを押す力加減の例えは、自分としてはグッドアイデア!!
これなら簡単に試せるし。
これで解決♪

店頭にはアメダスのサンプルを用意してますので、実際に触っていただけます。

家で早速押してみた方

ありがとうございます!!
これからもアメダスを宜しくお願いしますm(__)m


次は水の使い方。

水は基本的には布に染み込ませるのではなく、ポリッシュを塗布した革の上に一滴置いて、転がすイメージ。

ハイシャイン編④ ~“力加減”と“水の使い方”~


革は濡れた状態で擦られるのに弱いので、まだロウの膜ができてないうちは水の量に気を付けて下さい。

私の感覚では、水の役割は滑りを出すためです。
ポリッシュを塗布して布でひたすら擦っても、ひっかかりが生じて上手く指が動かないですよね。

一滴で足りなければ、水を足す。

一層目だけは最初の水の後にちょっと滑りますが、すぐに粘りがでてきます。
ただ、そこですぐには水を足しません。

革は濡れた状態で擦られるのに弱いので、まだロウの膜ができていないうちにそのまま擦ると表面が荒れます。
乗せたポリッシュがポロポロとれることも。

その粘りの後にまた少し滑りがでます。
その滑りの後に水が足りなくなったら足します。

ここが一番難しいんじゃないでしょうか。
ポリッシュを取る量や、力加減、ポリッシュの状態で水の量が変化します。


今回はこのへんで終わりです。

次回へ続く。


来年創業100周年を迎えるコロンブス。
次の時代の幕開けにもお付き合い下さいm(__)m

ハイシャイン編 ~塗布のコツ編~

みなさん、こんにちは。
西武池袋本店紳士靴売場の成田です。

前回はハイシャインの作業に入る前の準備“布を指にピーン!!”でした。
皆さん、できましたか?
布がずれないようにバチッと固定するとカッコいいですよね。
やりやすい巻き方探して下さい。

コロンブスが展開するブートブラック(黒蓋)ではハイシャインというと、研究部署にて開発されたお馴染み
ハイシャインベースハイシャインコート
ハイシャインコートベース
ですが

今回は一般的な缶入り油性クリームでの紹介です。
ブートブラックではシューポリッシュ(以下:ポリッシュ)という商品名で展開しています。

前回、前々回も大事ですがやっとハイシャインの説明ぽくなってきました。

ハイシャインの二つ目のコツ
“ポリッシュをしっかりとのせる”

では、スタート♪


単純にたくさん塗るのではなく。
私の表現としては「しっかりのせる」です。

革の表面には毛穴や凹凸がたくさんあります。ハイシャインの完成には、この毛穴や凹凸を埋めることが欠かせません。
さらに光らせる場合はロウの層を厚く盛ります。

土台を作る作業と光らせる作業の二つをやらなければなりません。
初心者が土台を作るのは難しいです。

慣れないと手応えがないんです。
うまく盛れないと何時間やっても光りません。
経験ありますか?私はあります。

できないと言う方には
実際に磨いた靴をお店に持ってきてもらっていますが

ポリッシュが“うまくのっていない”方が多いです。

ここで1つ。
けっこう塗ってるのに失敗しちゃう場合は、これが原因かも・・

塗ってるつもりが塗れてない。

失敗してる方は光らせたい部分にまずはポリッシュで曇るぐらいのせましょう。
磨くのは次の行程です。
まずはしっかりと曇らせます。

ハイシャイン編 ~塗布のコツ編~

・左足しっかり曇ってます。

のせたらここからは下の作業。

布にポリッシュを取る

水を使って磨く

布にポリッシュを取る

水を使って磨く

布にポリッシュを取る

水を使って磨く

ぐらいやると私は良い感じに厚みができる事が多いです。
回数は調整して下さい。

集中すると片足だけをやり続けちゃいますが、これも失敗する原因なので左右を交互に同じだけが基本です。
短時間ですが乾かす時間にもなりますので。


今回はこれで終わりです。

落とし方編でも言いましたが
革は濡れた状態で擦られるのに弱いので、まだロウの膜ができてないうちは水の量に気を付けて下さい。
銀面が荒れます。


次回へ続く

来年創業100周年を迎えるコロンブス
次の時代の幕開けにもお付き合い下さいm(__)m

プロフィール

靴クリームのコロンブス シューシャイニスト

Author:靴クリームのコロンブス シューシャイニスト
株式会社コロンブスのシューシャイニストブログです。
ただ単に靴をみがくだけでなく、素材やデザインによって仕上げを変え、新たな靴の魅力を引き出すコロンブス発進の靴磨き集団です。 シューシャイニストたちが、日頃の活動やお手入れのちょっとした裏技などを随時ご紹介します。

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